中津川でこの時期食べたいものといえば、朴葉(ほおば・ほうば)寿司!
中津川の各地で見られる朴の木の葉に、酢飯とその上にいろんな具材がのった料理です。
農繫期の携帯食が発祥と言われ、北陸から入ってくる塩鮭を酢で〆、〆た酢で酢飯を作り、鮭をのせただけのシンプルなものだったそうです。
今は各家庭、地域で7、8種類の具材をのせた朴葉寿司が作られています。(参照:「もっと知ろう中山道中津川」)
にぎわい特産館でも数店舗の朴葉寿司を取り扱っています。
手作りする家庭も多く、朴葉寿司のシーズンになると、市内のスーパーなどで中身の具材が販売していたりします。今回は、毎年家族総出で朴葉寿司を作るというスタッフ宅の朴葉寿司作りの様子をご紹介します!
1. 家の裏に立っている朴の木から、大きくなった葉を30枚ほど採る
2. 採った葉をタオルなどで拭く
3. 酢飯と、酢飯の上にのせる具材を準備する。
今回は、錦糸卵やしいたけの佃煮などは家で作り、酢鯖やその他の具材は近くのスーパーの朴葉寿司コーナーで買ってきました。
4.朴葉に酢飯をのせて、一度葉を折り曲げ、形を整える。
葉上部についた米粒をきれいにする。
5.テーブルに酢飯をのせた朴葉を順に並べていき、具材を順にのせていく。
6.具材をのせ終えたら、葉を折り曲げ、おひつなどに並べて入れ、上に重しをのせて朴葉の香りが中身に移るのを待って出来上がり。