中津川駅から歩いてすぐの西太田町通り商店街では、さまざまな願いが込められた色とりどりの短冊の七夕飾りが並んでいます。

中津川市街で一番古い歴史をもつ西太田町通り商店街振興組合。
街に活気を出したい、季節を感じて歩いてもらいたいという思いから、「七彩会」と呼ばれる西太田町通りの女性会を中心に、街飾りの企画や準備をしています。
先日、商店街振興組合員による七夕の飾りつけが行われました。

保育園や小学校を回り、こどもたちに願いごとを短冊に書いてもらい、それを飾り付けます。

昨年は新型コロナウイルスの影響で休校でしたが、15年ほど続けている取り組みなので、今年は再び小学校や幼稚園、保育園にお願いし、多くの短冊が集まりました。

SARSが流行したときも同様でしたが、今年は新型コロナの収束を願うこどもたちがとても多く、こどもたちの思いが伝わってきます。

雨に濡れないようビニール系の短冊を用い、風で簡単にちぎれないよう一枚一枚テープで補強します。
最初は、生の竹を使用していて、竹の香りがするなど利点もありましたが、すぐに枯れてしまい葉が散乱したため、今の形に落ち着いたそうです。

七夕飾りは7月7日まで飾られています。
ぜひ太田町通り商店街を通って、こどもたちの願いを見ながら、夏の訪れを感じてみませんか?