夜がらす山荘 長多喜（ながたき）

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恵那山系の山々と対峙し、街を一望する夜がらす山荘長多喜は、雑木林の中に８棟の離れ座敷を置く古民家の宿でございます。

江戸の頃より、中山道中津川宿本陣脇にて旅籠を営んでおりましたが、昭和８年に山荘があった夜烏に居を移し、今に至っております。

昭和32年、皇太子殿下明仁親王（現・上皇）がご宿泊されました。
また、文人墨客多くの方々にお泊まりいただき、句歌墨蹟を頂戴いたしました。
若山牧水と高浜虚子の碑が庭内にあり、その句歌から、かつての当山荘が鳥舎（とや：霞網で鳥を捕る猟場）であったことが偲ばれます。

今でも季節ごとに野鳥が梢を渡り、清らかな声を聞かせてくれます。